頭皮を清潔に保つために欠かせない洗髪ですが、毎日のことだからこそ、間違った洗い方をしていると薄毛が進行してしまう可能性も…。
薄毛を予防するためには、日頃から正しい方法で髪を洗うことが大切です。
今回は正しい髪の洗い方や注意点などをご紹介していきます。
まずはブラッシングで汚れを落としておく
いきなり髪の毛を濡らすのではなく、まずはシャンプー前にブラッシングをして髪の毛の絡まりをとり、ホコリやフケを落としましょう。こうすることでシャンプーの泡立ちが格段に良くなり、しっかりと汚れを落とすことができますよ。
また、ブラッシングで頭皮に適度な刺激を与えられるため、血行促進の効果も期待できます。
シャンプー前にぬるま湯で予洗いをする
シャンプーをつける前に地肌と髪の毛を38度前後のぬるま湯で念入りに洗い流し、毛穴を開いて詰まった汚れや脂を浮かせます。実は、この予洗いだけでも頭皮についた7〜8割の汚れが落ちると言われています。
さらに、このひと手間でさらにシャンプーの泡立ちが良くなるので、無駄にシャンプーを使うこともなくなりますよ。
シャンプーは手の平でしっかりと泡立ててから頭皮につける
いよいよシャンプーをしていきますが、シャンプー液を手に出してそのまま頭皮につけるのは間違いです!シャンプー液を直接頭皮につけると、刺激が強すぎて炎症を引き起こす可能性もあります。500円玉程度の量のシャンプー液を手にとったら、ぬるま湯を加えて手のひらでしっかりと泡立ててから頭皮全体になじませていきましょう。
洗う際のコツは、上記のイラストのように生え際~頭頂部、側頭部~頭頂部、首元の生え際~頭頂部の3ブロックに分けて順番に洗うことです。
こうすることで洗い残しを防ぐことができます。特に側頭部は洗い残しの多い部分ですので注意してください。
また、ゴシゴシと力を入れた方が汚れをしっかり落とせるように思いがちですが、その刺激によって頭皮が傷ついて炎症を起こしたり、抜け毛に繋がったり…と逆効果になることもあります。指の腹をつかって泡を頭皮になじませ、髪の毛というよりも地肌を洗うというイメージで優しく洗っていきましょう。
最も大切なポイント!しっかりと洗い流す
"border-bottom: 1px solid #ff0000;">3〜5分程度しっかりとすすぐようにしましょう。
「もう十分かな?」と思ったところから、さらに1分間洗い流すくらいの意識をもつことが大切です。
リンスやトリートメントは頭皮につけないよう注意
リンスやトリートメントは、頭皮を洗うためのものではなく、あくまで髪の毛のダメージを防いだり、修復したりするものです。頭皮に直接つけるのではなく、毛先を中心につけるようにしてください。
その後はシャンプーと同様、しっかりと洗い流しましょうね。
自然乾燥はNG!洗髪後は必ずタオルドライ&ドライヤーで乾かす
ちゃんと髪を洗ったからこれで大丈夫…と、洗髪後の濡れた髪をそのままにしていませんか?
頭皮や髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いており、雑菌が繁殖しやすく、少しの摩擦や刺激でもダメージを受けやすい状態です。
洗髪後はタオルでしっかりと水分をとり、最後は必ずドライヤーで乾かしましょう。
ドライヤーを使用する際は、同じ場所に熱風を当て続けないことが大切です。頭から15〜20㎝程度離してドライヤーをかけるようにしてください。
最後に開いたキューティクルを引き締めるため、全体に冷風をあてて終了です!
「正しい髪の毛の洗い方」ポイントをおさらい!
それでは最後にポイントをおさらいしましょう。
- ブラッシングで汚れを落とす
- シャンプー前の予洗いである程度汚れを落としておく
- シャンプー液は泡立ててから頭皮につけて力を入れずに優しく洗う
- 頭皮にシャンプー液が残らないよう時間をかけてしっかり洗い流す
- リンス・トリートメントは頭皮ではなく毛先につける
- 洗髪後は濡れたまま放置せず必ずドライヤーで乾かす
こちらでご紹介したような方法で日頃から正しく髪の毛を洗い、薄毛・抜け毛の予防に役立てていきましょうね。